37セカンズ

2020年2月新宿ピカデリー他全国ロードショー

配給作品

【スタッフ】
脚本・監督 HIKARI、プロデューサー:山口晋 HIKARI

【キャスト】
佳山明、神野三鈴、大東駿介、板谷由夏 他

【STORY】
23歳の主人公・貴田(たかだ)ユマ。漫画家志望だが、今はゴーストライターで漫画は全て親友が描いたことになっている。両親は小さい時に離婚し、一緒に暮らす母親はユマの世話をすることが生きがい。なぜか息苦しい毎日。生まれてくる時、息をしていなかった37秒間—そのわずかな時間の違いで身体に障害を抱えてしまったユマ。もし、もう少し早く生まれていたら。もし、1秒でも早く呼吸ができていたら・・・・人生は180度違うものになっていた。そう思っていたユマは今、これまで知らなかった未知の世界へと導かれていく。物語は想像を超え、常識と国境をも超えて、ひとりの女性として、人間として、ユマの人生は大きく様変わりするのだった。

【Point】
37秒—それは、生まれてくるときに息をしていなかった時間。
ユマ23歳、「時を止めていたのは、私でした。」

ベルリンが熱狂、世界各国の映画祭で賞賛された才能と感性にハリウッドが動き出す。
2020年を代表する傑作が日本にいよいよ上陸。
本作は2016年、世界のインディーズ作家の登竜門である「サンダンス映画祭」とNHKが主宰する脚本ワークショップで日本代表作品に選ばれ、映画化へ動き出した。そして2019年3月、世界三大映画祭のひとつ「第69回ベルリン国際映画祭」パノラマ部門でワールドプレミア上映され、世界の観客が熱狂。「パノラマ観客賞」と「国際アートシネマ連盟(CICAE)賞」をW受賞。
メガホンを取ったのは、18歳で単身留学し、ジョージ・ルーカス、ロバート・ゼメキス、ロン・ハワードら映画監督を輩出した南カリフォルニア大学で学び、短編『Tsuyako』(11)、『A Better Tomorrow』(13)が世界で注目を集めた新鋭の監督・HIKARI。これが長編映画、初挑戦となる。本作は早くもハリウッドの目に止まり、監督にオファーが殺到。既に複数のドラマ、映画の大型プロジェクトが動き出している。

ヒロインを演じたのは、出産時に脳性麻痺を患う23歳(当時)の佳山(かやま)明(めい)。
当初、女優の起用を検討したが、健常者が障害者の役を演じることに強い疑問を抱いた監督の意向により、オーディションによって100人の候補から選ばれた。演技初挑戦の佳山は、神野三鈴、大東駿介、渡辺真起子らのサポートもあり、文字通りの体当たり演技を見せた。
スタッフには世界で活躍する製作陣が結集。プロデューサーはフランスの鬼才ギャスパー・ノエ監督の長編映画 『エンター・ザ・ボイド』(09) などを手がけた山口晋。音楽は『her/世界でひとつの彼女』(13)で知られるスパイク・ジョーンズ監督の短編に楽曲提供したASKA、サウンドはポン・ジュノ、カン・ジェギュ、ホン・サンスら韓国の一流監督の作品を支えたサンロック・チョイ。主題歌は世界最大の音楽ショーケース「SXSW」に2年連続出演を果たし、“NEOかわいい!”J-POPで世界中を驚かせた人気女性4人組ユニット「CHAI」。まさに、ワールドワイドな製作陣が世界基準の映像世界を紡ぎ出した。
人生に向かって奮闘するヒロインの姿は、あらゆる障害、国境、世代を超え、誰もが共感するエンターテイメントである映画の真髄を気づかせてくれる。

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