2019年公開
©兄消える製作委員会
2019年公開
76歳の俺が、100歳で逝った親父の葬式を出した日に、 40年前に家を飛び出した80歳の兄貴が帰ってきた!
近年、国外では70代夫婦のロードムービー『ロング,ロングバケーション』や、クリント・イーストウッド監督、主演最新作『運び屋』といったシニア世代を主人公にした名作が続々と制作されている。
そんな中、日本から“超シニア世代”の映画が誕生した。
『兄消える』。
信州上田を舞台に、40年ぶりに再会した対照的な兄弟の絆を、ほろ苦い笑いと共に瑞々しく描いた“青春寓話”である。
老兄弟の胸中に蘇る「故郷」や「家族」への思い
町工場を細々と続け、100歳で亡くなった父親の葬式を終えたばかりの76歳の真面目な独身、鉄男のもとに、40年前に家を飛び出した80歳の兄・金之助がワケあり風の若い女、樹里を連れて突然舞い戻ってきた。
その日以来、奇妙な共同生活を始める3人。
やがて金之助の過去や樹里の素性が明らかとなる中、兄と弟それぞれの胸中に静かな確執とともに「故郷」や「家族」への思いが蘇っていくー。